51.
ジャパンの 大手 なめんなよ エキサイティング !!
みなさんこんにちは。庄山です。
2016
年が始まって早くも2
ヶ月が過ぎ、気がつけばもう3
月です。年初めに立てた目標に向けて本当に頑張れているのかと自問自答しながら進む日々であります。最近いい言葉を知りました、「ゆっくり急ぐ」です。早くやろうと思うと注意散漫になり逆に時間がかかることもしばしば。自分が本当に取り組みたいことに時間をかけて、かつ全力で取り組みたいと思っております。
そのような素敵な生き方を体現していらっしゃる社会人の方3
名が講演するイベントが2/19
(金)にありました。ある人材関連会社の方がイベントを主催し、自動車メーカーの人事の方1
名、電機メーカーの人事の方1
名の計3
名がご講演されました。会場は阪大中之島センターでしたが、参加者はもちろん阪大生に限らず関西各地の大学から150
名程度の学生が訪れました。
余談ですが、会場となった10F
佐治敬三メモリアルホールを予約してくれたのがアイセック大阪大学委員会なのです。イベントを主催した方が某大学のアイセックOB
で大阪大学委員会とつながりがあったので、頼んで会場を抑えてもらったとのこと。学生団体は無料で会場を使うことが出来るそうです。その節はお世話になりました。
(会場の阪大中之島センター10F。某大手電機メーカーの人事の方より。)
閑話休題。イベントは18
時から約3
時間で、
・各人事の自己紹介
・各会社の紹介
・パネルディスカッション
・学生からの質問
・各社内定者質問受け付け
でした。内定者は各社10
名程度参加し僕は自動車メーカー側の統括を担当していました。イベントの名前はJ-ONE
セミナーです。J-ONE
の由来は、
J = ジャパンの
O = 大手
N = なめんなよ
E = エキサイティング !!
このような意味が込められているのです(笑)「日本の大手企業でしかもメーカー、めちゃくちゃ保守的でつまらなそう」という方のネガティブなイメージを覆してやる意味も込めて、J-ONE
と命名されました。自らここまで謳うだけあって人事のお二人がとにかく熱い!どちらも30
代後半の方なのですが、日本の大手企業にもここまで楽しそうに活き活きと働いている方がいるのだと希望の光を灯してくれます。
(某大学アイセックOBの方より。イベントを主催した方です。)
登壇された2
名の共通点を3
点あげるとすれば、
1.自分で自分の夢や目標を設定する(Want
の観点)
2.「出来ない理由」ではなく「出来る理由」を考える(Can
の観点)
3.やるべきことを徹底的にやり切る(Must
の観点)
となります。1について言えば、夢や目標が勝手に降ってくることはないと思います。ある経験に基づいて自分の方向性が少しずつ定まっていくのが自然ですが、その経験について自分で考えているから定まってくるのだと思います。1
日24
時間の中でも様々な経験をしていると思いますが、どの経験を取捨選択するかは他ならぬあなたが決めることになるのです。
2について言えば、1で定めた夢や目標は今のあなたにとって困難であることが多いです。この困難を見てすぐに夢や目標を諦めてしまう人がいる一方で、その夢や目標を日々すべきことにまで落とし込み実行している人もいます。前者は困難を前に「出来ない理由」を並べて挑戦しないことを正当化しようとする傾向があります。一方で後者は「出来る理由」を考えます。
最初はそのわずかな望みに託した試みが10
回中1
回しか成功しないかもしれませんが、それが次第に10
回中2
回、3
回と少しずつ可能性の幅を広げていくと僕は考えています。ただ最初はやはり失敗が多いので苦しい時期を過ごすことになるでしょう。その壁をいかに乗り超えられるか。壁を乗り超えたときの感覚を積み重ねることで次のステップにも挑戦していけるようになるか。これらが重要になってくるでしょう。
3について言えば、世の中にはやらなければならないことも多いと思います。人事のお二人は会社での仕事をやり切った上で今回のイベントでご講演されています。どれだけ自分のやりたいことに意義があっても、足元が覚束なければ周りからの承認を得られないでしょう。当たり前のことを当たり前にやり続ける、大事だと頭では分かっていても実行するのは難しいと思います。
(イベント後の懇親会。写真の中央の人が某大手自動車メーカー人事の方です。)
またイベント後の懇親会で、自動車メーカーの人事の方から社会人になる上で大切なことを2
点伺いました。社会人だけでなく学生にも大切なことだと思ったのでシェアします。その2
点とは、
1.大きな声で話す
2.メモを取る
です。言われてみれば重要かつ当たり前のことだと思うのですが、これを続けられる人はほとんどいないそうです。1がなぜ大切かと言えば、大きな声で話すと周りの人が間違いを指摘してくれます。その場では少し恥ずかしい思いをするかもしれませんが、だからこそ次は間違えないようにしようと心に誓うはずです。結果として仕事をどんどん覚えて成長のスピードが早くなるそうです。
その人事の方は多くの面接を担当されているそうなのですが、声が小さいと自信がなさそうに映り話しが耳に入ってきづらくなるとおっしゃっていました。僕も何度か模擬面接で面接官を担当したことがありますが、短時間で話しの内容だけからその人の能力を見極めることは非常に難しいと思いました。となると、その人が明るく大きな声で堂々と話しが出来ているかも大いに考慮することになるわけです。
2がなぜ大切かと言えば、メモを取ることでその人に話しが集まりやすくなるからです。全ての話しをメモすることは難しいですが、仕事のポイントや締切日など絶対に抑える必要がある情報を耳にする機会があると思うので必ずメモをします。話しをしている側からすれば目の前で記録をしてもらっているので、話しを聞いてもらっているという安心感があると思います。となれば、その人にまた話しをしてみようかなと思うわけです。
その方はメモを2
つに分けているそうです。1
つは上司などから言われたことを記録するためのメモ。もう1
つはそのメモをベースに自分で考えたことを記録するためのメモ。指示を逐一記録することで忘れることを防止することはもちろん、記録に対して自分の意見を持つようにしているのだと思いました。忘却することと自分で考えないことを防止するために大切だなと思ったのでした。
さて今回は2/19
(金)のJ-ONE
セミナーについてまとめました。イベントやメーカーについてもっと知りたいという方がいれば、ブログのコメントやFacebook
までメッセージを下さると嬉しいです!ここまでお読みいただきありがとうございました。失礼します。